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保育園に不審者が入ってきたらどうする?日常からできる防犯対策5選

更新日: 2021/07/30

保育園における防犯対策

保育園は未就学児童を預かる、防犯対策が必須な場所です。特に未就学児は好奇心旺盛で不審者への耐性も少なく、不審者にターゲットにされやすい傾向にあります。

実際に未就学児が被害に遭ってしまうケースは珍しくなく、「未就学児の体を触る」「未就学児につきまとう」「連れて行こうとする」など公にはなっておらず刑事事件に発展していないケースも含めると、膨大な数になります。

警察も特に未就学児の多い保育園周辺をパトロールしたりと対応していますが、実際に人の目で不審者を監視するのは限界があります。また一度でも被害が起きてしまえば、園児や親御さんの精神的な被害はもちろん、保育園の経営にも悪影響があるのは明らかです。

よって園児を預かる保育園の先生の防犯意識に加え、保育施設自体の防犯対策も重要です。


保育園が日常的に行うべき防犯対策5選

保育園をはじめ不審者といつ遭遇してしまうかは、想定できません。そのため日常的に保育園では防犯対策、防犯意識を持つことが重要です。ここでは日常的に行うべき防犯対策をご紹介します。

不審者に遭遇した際の訓練をしておく

外部から講師を招いたり、保育士自身が不審者になりきり、不審者に遭遇した際の対応を訓練しておきましょう。訓練は月に1回等、できる限り短いスパンで行うのが理想ですが、保育園は児童を預かるのが本来の目的です。そのため他の作業や業務が日常的にあります。

よって最低でも半年に1回程度は行えると良いでしょう。また不審者に遭遇するのは、保育園内だけとは限りません。園児とグラウンドで遊んでいる時やお散歩中などが挙げられます。そのため不審者と遭遇すると想定可能なケースをいくつか用意して実施すると、もしもの時にスムーズな対応が可能となります。

保育士の役割分担を事前に決めておく

不審者訓練と同時に保育士の役割分担をしておくことも重要です。例えば「警察に電話をかける」「園児を速やかに避難させる」「園児を守るための部屋を確保する」などの役割が挙げられるでしょう。

もしもの際に、役割分担等がなされていないと、保育士自身も焦りパニックになってしまうケースが想定されます。ただし役割分担をしたとしても、担当の保育士が休み・外出中等、不在の場合などに、柔軟に対応できるように役割にこだわりすぎないのも重要です。

不審者対応のマニュアルを作成しておく

役割分担と同時に不審者対応のマニュアルを作成しておくのもポイントです。不審者に遭遇した際には、何よりも園児の安全が最優先ですが、その次の行動によって二次被害を防ぐことができるかということにも繋がります。

そのため園児の安全確保ができた段階で、保育士が次に何を行うべきかをマニュアルにしておきましょう。先にご紹介したように警察に電話をかけることや避難経路の確保など、実際のケースを想定し、保育園の立地や構造を踏まえた上で対策しておきましょう。


児童に不審者が現れた際の対応を教えておく

不審者が現れた際には、保育士の対応に加え園児の協力も重要です。実際に保育士の対応だけでは、スムーズな安全確認や避難ができないケースが想定されます。そのため園児に不審者が現れた際の対応を教えておき、「不審者に近づかない」「すぐに先生に知らせる」などを、教えておきましょう。

またほとんどの保育園では、先生よりも園児の数が多いケースが一般的です。そのため園児の方が不審者を発見できる可能性も高いと言えます。よって園児の協力を仰ぐのも重要なポイントです。とはいえ園児の年齢によっては教えるのが難しいケースもあるので、この点は園児の年齢に応じて対応しましょう。

外出の際に携帯電話を身に付ける

ご紹介したように、不審者に遭遇する可能性があるのは園内だけではなく、園児との外出中もあります。外出中は距離的な面で、他の先生のサポートを受けられない可能性があります。そんな時にも、迅速に他の先生がサポートできるよう、保育士は携帯電話を身に付け、必要に応じて応援を求めるようにしておきましょう。

携帯電話を持っておくと、今回のように不審者と遭遇した際はもちろん、園児が怪我をした際や体調が悪くなった際にも、迅速な対応ができるので重要なポイントです。


まとめ 日常の防犯対策に加えて防犯設備の導入を

今回の記事では、保育園に不審者が入ってきた場合を想定して日常的にできる防犯対応についてご紹介しました。今回ご紹介した内容を参考に安心安全な保育園になるよう努めていきましょう。

最悪の場合、園児や保育士の命を奪ってしまう可能性もある不審者への対応は全ての保育園にとって必要不可欠です。実際に痛ましい事件が起きており、もしもの時を想定して園児の安全を確保するのは保育士・保育園の重要な役割の一つです。

とはいえ保育士や園児の対応だけでは、不十分なケースがあるのも事実です。そのため防犯カメラや窓や扉の異常を検知知らせてくれる防犯機器・設備の導入を検討するのもおすすめです。


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