家の防犯対策5選!侵入を防ぐ効果的な方法とおすすめセキュリティサービス
更新日:2025/11/19
住宅侵入の多くは、無施錠のドアや防犯意識の低い家など、ちょっとした隙を狙って発生します。警察庁の統計によると、住宅侵入の多くが窓やドアから行われており、侵入にかかる時間が5分を超えると犯行を諦める傾向が強いとされています。
そこで今回の記事では、家を守るために今すぐ実践できる防犯対策を5つに分けて詳しく解説します。
参考:警察庁住まいる防犯110番「手口で見る侵入犯罪の脅威」
家の防犯対策5選!侵入を防ぐ効果的な方法
住宅への侵入被害は都市部だけでなく地方でも年々発生しており、決して他人事ではありません。防犯の基本は「侵入させない」「侵入に時間をかけさせる」ことにあり、ちょっとした工夫でも犯罪者にとって入りにくい家を作ることは十分可能です。
そこでここからは、在宅中や留守時に気をつけたいポイントをはじめ、玄関・窓・ベランダ・外構といった主要箇所ごとに、今すぐ実践できる効果的な防犯対策5選を詳しく解説します。
在宅中・留守時の防犯対策
空き巣被害にあわないためには、まず外から留守と悟られない工夫が大切です。長期不在時には新聞や郵便物をためないようにし、夜はタイマー付き照明で部屋を明るく保つなどの対策を講じましょう。SNSで外出を匂わせる投稿も避けることが安全です。
また、窓を開け放すのは危険なため、補助錠を使って常に施錠確認を徹底しましょう。なお、モニター付きインターホンや室内用防犯カメラを導入すれば、不審者の接近を事前に察知できます。このように日常の小さな習慣が、侵入を未然に防ぐための大きなポイントです。
玄関の防犯対策
玄関がワンドア・ワンロックのままではピッキングやサムターン回しによる被害のリスクが高いため、まずはディンプルキーなどの防犯性の高い鍵への交換を検討しましょう。加えて補助錠を設置してツーロック化すれば侵入までに時間がかかるため、犯人が諦める可能性が高まります。
また、ドアスコープカバーを取り付けて室内を覗かれないようにし、夜間はセンサーライトで玄関周りを照らすとより効果的です。宅配業者を装った不審者対策としては、録画機能付きのモニターインターホンを導入するのも安心です。加えて玄関に防犯ステッカーを貼り付けることで、セキュリティ意識の高い家と認識されるため効果的です。
窓の防犯対策
侵入の多くが窓から行われるといわれるほど、最も注意すべき場所です。そのため、まずは防犯フィルムや防犯ガラスの導入でガラス破りを防ぎましょう。これらは割れても飛散せず侵入に時間を要するため、犯人が犯行を諦める可能性があります。加えて、サッシ上部や下部に補助錠を設置してツーロックにすることも重要です。
また、人通りの少ない窓には面格子やシャッター、雨戸などを設けて物理的な障壁を作りましょう。夜間には外からの視線を遮るカーテンやブラインドを活用し、内部の様子を見せない工夫も大切です。
なお、玄関と同様に窓にも防犯ステッカーを貼り付けることで、防犯意識の高い家として認識され、空き巣などのターゲットにされにくくなる傾向にあります。このように窓の防犯というのは、侵入の手間を増やすことがポイントです。
ベランダ・勝手口の防犯対策
2階のベランダや裏口の勝手口についても、防犯対策に取り組む必要があります。まずは、ベランダの窓にも1階同様に補助錠や防犯フィルムを設置し、ツーロック化を徹底しましょう。
勝手口のドアにはサムターン回し防止カバーや内開き補助錠を取り付けることで、防犯性を高められます。周囲が暗い場合は人感センサーライトを設置し、侵入者が近づいた瞬間に照らすことで防犯効果が期待できます。また、通路には防犯砂利を敷いて足音で威嚇する方法も効果的です。
敷地・外構の防犯対策
防犯を考える際は、建物だけでなく敷地全体の防犯対策が欠かせません。まずは、玄関や庭、駐車場などの出入り口に人感センサーライトを設置し、夜間でも周囲を明るく保つことが重要です。暗闇を嫌う侵入者にとって、照明は大きな心理的圧力となります。
また、防犯カメラを設置して録画・監視体制を整えると、抑止と証拠保全の両面で効果的です。なお、通路や塀沿いに防犯砂利を敷けば、足音で侵入を察知することもできます。植栽は腰高程度に抑えて死角を減らすことも、防犯の観点から効果的な対策です。
家の防犯対策でおすすめのセキュリティサービス
物理的な防犯対策に加え、ホームセキュリティサービスを導入することでさらに安心できる住環境を実現できます。ホームセキュリティは玄関や窓に設置したセンサーが異常を検知すると、即座に警備員が駆け付ける仕組みで留守中の不安を解消できます。
ホームセキュリティサービスを活用すれば、侵入検知から通報、現場対応までを一元的に行え、万が一の際も迅速に対応することができます。また、ホームセキュリティ専用の防犯ステッカーも活用できるため、住まいの防犯性をさらに高めることができます。
なお、関電SOSではニーズに合わせてセキュリティプランを提案しておりますので、導入をご検討中の方はお気軽にお問い合わせください。
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