今すぐ取り組むべき出窓の防犯対策7選!
更新日:2025/11/12
出窓は採光や通風を取り入れやすく、室内を明るく見せてくれる窓です。しかし、構造的に外部へ張り出しており、空き巣から狙いやすい箇所ともいえます。特に住宅侵入の多くは窓からの侵入のため、適切な防犯対策に取り組む必要があります。
そこで今回は、出窓を狙った侵入を防ぐために今すぐ取り組むべき防犯対策7選を紹介します。
今すぐ取り組むべき出窓の防犯対策7選!
出窓は外に張り出している構造のため、外部から手が届きやすく、ガラスを割って侵入されるリスクが高い箇所です。とはいえ、出窓の防犯性は少しの工夫で大きく向上させることができます。
そこでここからは、侵入を防ぐために効果的な出窓の防犯対策7選を具体的に紹介します。
内窓を設置する
出窓の防犯対策としてまず検討したいのが、内窓(二重窓)の設置です。内窓を追加することで二重構造になり、侵入者がガラスを割っても室内まで到達するまでに時間がかかります。
空き巣は侵入に5分以上かかると約7割が犯行を諦めるといわれており、内窓はこの時間を稼ぐ点で非常に効果的です。また、防音や断熱効果にも優れているため、快適性の向上にもつながるメリットがあります。
防犯フィルムや防犯ガラスを活用する
出窓のガラス部分は侵入の最も狙われやすい箇所のため、まずはガラス自体の強化が重要です。防犯フィルムはガラスに貼るだけで破片の飛散を防ぎ、穴が開きにくくなるため、こじ破りによる侵入を大幅に遅らせることができます。
より高い効果を求めるなら、防犯合わせガラスの採用もおすすめです。2枚のガラスの間に特殊な中間膜を挟み、ハンマーで叩いても貫通しにくい構造になっています。費用対効果が高く既存窓にも施工できるため、まず取り組むべき防犯強化策の一つです。
補助錠を取り付ける
出窓のクレセント錠だけに頼っていると、ガラスを一部割られて簡単に開けられる危険があります。そこで有効なのが補助錠(二重ロック)の設置です。上下2か所に補助錠を付けることで、侵入者が1つの錠を破ってももう一方でロックされているため、開けるのに時間がかかります。
外から見えにくい位置に設置すると侵入者に存在を気づかれず、防犯効果がさらに高まります。このようなことからも、簡単かつ確実にできる防犯強化策といえます。
シャッター・雨戸・面格子を設置する
ガラスを割って侵入されるリスクを根本から防ぐには、物理的に障害を設けるのが最も確実です。例えば、面格子はステンレスやアルミ製など強度の高い素材が多く、デザイン性にも優れています。
また、シャッターや雨戸は防犯だけでなく、台風や強風時の飛来物対策にも効果的です。電動タイプなら、ボタンひとつで閉められるため日常的な防犯にも役立ちます。なお、選ぶ際はCPマーク(防犯建物部品)付き製品を選ぶと、より信頼性の高い防犯性能が確保できます。
センサーライトを設置する
侵入者は人目を避ける傾向があるため、出窓周辺にセンサーライトを設置すると大きな威嚇効果を発揮します。人の動きを感知すると自動で点灯し、不審者に強い警戒心を与えることができます。
特に出窓付近で死角になりやすい場所に取り付けると効果的です。電源工事不要のソーラー充電タイプなら設置も簡単で、電気代もかかりません。1台あたり数千円程度と導入しやすく、低コストで確実に防犯意識を高められる対策です。
防犯カメラを設置する
防犯カメラは、侵入の抑止と証拠記録の両方に効果を発揮する防犯対策のひとつです。出窓周辺にカメラが設置されているだけで犯罪者は強い警戒心を抱くため、犯行を諦めるケースが期待できます。
なお、Wi-Fi対応の屋外カメラなら、スマートフォンでリアルタイムに映像を確認できるため外出中も安心です。録画データをクラウドに保存できるタイプなら、万一の際にも証拠として活用できます。設置だけでも空き巣に防犯意識の高い家という印象を与え、狙われにくくなります。
ホームセキュリティを導入して「見える防犯」を強化
警備会社が提供しているホームセキュリティの導入が非常に効果的な防犯対策です。ホームセキュリティを導入し、玄関や窓など目立つ場所に防犯ステッカーを貼り、出窓や玄関に開閉センサーを設置しておくことで、異常を検知すると自動で警備会社へ通報されます。通報を受けた警備会社は現場に警備員を迅速に派遣するため、被害を最小限に抑えることができます。
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