窓ガラスの焼き破りとは?効果的な防犯対策も紹介
更新日:2025/06/25
空き巣による住宅侵入はさまざまな方法で行われていますが、その中には「焼き破り」という手口があります。これは音が出にくく短時間で行えるため、十分な防犯対策を講じていないと侵入を許してしまう可能性があるでしょう。
そこで本記事では、焼き破りの特徴やリスクを解説しつつ、実際に効果のある防犯対策をわかりやすく紹介します。安全な住まいを守るためにも、ぜひ参考にしてください。
窓ガラスの焼き破りとは?
焼き破りとは、窓ガラスをバーナーやライターなどで高温に熱し、ガラスを割れやすくすることで侵入する手口です。従来の「打ち破り」や「こじ破り」と比べて、音がほとんど出ず、周囲に気づかれにくいのが特徴です。
こうした焼き破りは空き巣の中でも多く利用されている侵入手口であり、戸建住宅を中心に被害が広がっているため、窓まわりの防犯対策がこれまで以上に重要です。
窓ガラスの焼き破りに効果的な防犯対策
窓ガラスの焼き破りは従来の侵入手口とは異なり、静かに短時間で侵入できるのが大きな特徴です。そのため、単にガラスを強化するだけでは十分とはいえず、焼き破りの特性に応じた複数の対策を組み合わせることが重要です。
そこでここからは、焼き破りに特に効果があるとされる6つの防犯対策を紹介します。
シャッター・面格子の設置
シャッターや面格子を設置しておくと、空き巣は窓ガラスを破る前にそれらを取り外さなければならず、大きな手間がかかります。これらの設備を無理に壊そうとすれば大きな音が発生し、作業に時間を要するため、侵入を断念させる大きな要因となります。
補助錠の取り付け
補助錠は、窓やサッシに追加で取り付けることで、鍵を複数解錠しないと開けられない状態をつくる防犯対策です。焼き破りではサムターンに手を差し入れて開錠する手口が多いため、通常の鍵とは別の場所に補助錠を設置することで、侵入にかかる時間を増やします。
賃貸住宅でも使えるほか、設置はDIYでも可能なため、コストを抑えつつ確実に防犯性を高められる有効な方法です。
防犯ブザーの設置
防犯ブザーは、窓に取り付けることで振動や衝撃を検知し、大音量で警報を鳴らして異常を周囲に知らせる防犯アイテムです。焼き破りは比較的静かに行える手口ですが、熱によるガラスの変形や破壊の瞬間に反応するブザーを設置すれば、犯行を即座に妨害することができます。
センサーライトの取り付け
センサーライトは、動きを感知して自動で点灯する照明器具で、侵入者が近づいた際に明るく照らすことで威圧する防犯対策です。夜間や周囲が暗い場所での焼き破りには効果的で、光によって人の目を意識させ、犯行を諦めさせる心理的効果があります。
設置場所としては、1階の窓や勝手口、ベランダ付近などが適しており、死角になりがちな部分を重点的に照らすと効果的です。現在はLEDを使用した省エネタイプが主流で、電池式やソーラー式など配線不要の製品もあり、設置も手軽になっています。
防犯カメラとの併用でさらに強力な抑止力を発揮し、明かりがついた瞬間の様子を記録することで証拠保全にも役立ちます。
防犯カメラの設置
防犯カメラは、焼き破りをはじめとするさまざまな侵入手口に対して、強力な抑止力を発揮する防犯対策です。侵入者にとって最も嫌うのは「記録されること」であり、カメラの存在だけで犯行を諦めさせる可能性が高まります。
最近では、Wi-Fi対応型やスマートフォン連動型のカメラも多く、遠隔からリアルタイムで確認できる機能も普及しています。カメラ映像は万一の被害時に証拠として使えるため、警察への通報や保険対応にも効果的です。
ホームセキュリティの導入
最も効果的な防犯対策のひとつが、警備会社が提供しているホームセキュリティサービスの導入です。窓やドアに開閉センサーを設置し、異常を検知すると自動で警備員が駆けつける仕組みになっており、焼き破りのような不正侵入にも迅速に対応できます。
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