子どもの防犯対策は万全?塾に通い始めた中学生の防犯意識の高め方
更新日:2025/05/28
新学期が始まって2ヵ月が経ち、新中学生にとってはじめての中間考査を迎え、結果を見て塾に通い始める子どもは多いのではないでしょうか。塾通いなどによって夕方から夜にかけての外出が増えると、不審者との接触や夜間帰宅中のトラブルといった可能性が高まることを意識しなければなりません。
そこで本記事では、塾に通い始めた中学生の防犯意識をどのように育て、保護者としてどのようなサポートをすべきかを具体的に解説していきます。
子ども自身の防犯意識を高める方法
中学生になると塾通い以外にも子どもの行動範囲が広がり、保護者の目が届きにくい時間も増えます。そのため、子ども自身が危険を察知し、適切に対処できる力を身につけることが重要です。まずは「知らない人についていかない」「声をかけられたら逃げる・助けを求める」といった基本的なルールを、日頃から繰り返し教えましょう。
また、スマートフォンの使用時は周囲に注意を払い、SNSでの個人情報発信にも十分注意させる必要があります。加えて、実際の場面を想定した防犯シミュレーションを親子で行うことで、危険時の行動力を養うことができます。
保護者が取るべき子供の防犯対策
保護者ができる防犯対策を積極的に実施することで、子どもの安全はより確かなものになります。
ここからは、保護者が取り入れやすい防犯対策を具体的に紹介します。子どもが安心して通塾できる環境づくりをしていきましょう。
塾の送迎をする
塾の行き帰りは日が落ちてからになることが多く、日暮れは犯罪の可能性が高まる時間帯です。そのため、できるだけ保護者が送迎を行うことが理想です。塾の最寄り駅やバス停までの送迎でも十分なので、子どもが一人になる時間を最小限に抑えることを意識しましょう。
塾までの安全なルートを子供と共有する
子どもがどのルートを通って塾に通っているか、保護者が把握することは万一の事態に備えるうえでも大切です。あらかじめ一緒に歩いて確認することで、暗くなりやすい場所や人通りの少ない道を避けるルートをチェックすることもできます。
また、GPS端末をもたせることで、塾の行き帰りの安心感を高めるだけでなく、子どもの行動範囲を適切に見守ることができます。
防犯アラーム・ブザーを持たせる
防犯ブザーは、子どもを守るための基本的な防犯アイテムの一つです。大きな音を発することで、周囲に異常を知らせ、犯人に対しても威嚇効果があります。持たせるだけでなく、子どもが緊急時に迷わず使えるよう、定期的に使い方の練習を行いましょう。
また、すぐ手が届く位置に取り付けることも重要です。最近ではGPS機能が搭載されたブザーもあり、保護者のスマホと連動して現在地が把握できる製品も登場しています。
ドアロックを設置する
家に大人がいない共働き家庭では、自宅の玄関周りの防犯対策も欠かせません。補助錠やスマートロックを設置することで、不審者の侵入を大幅に軽減できます。また、子どもが家に着いたらすぐに施錠するよう徹底させ、来客時にはインターホンやドアスコープで相手を確認するように指導しましょう。
親が不在でも安心して過ごせる環境づくりは、子供の精神的な安定にもつながります。そのため、窓や玄関のドアロックを徹底して、安心できる環境をつくることが重要です。
ホームセキュリティを導入する
家庭全体の防犯レベルを高める手段として、ホームセキュリティの導入も非常に効果的です。警備会社が提供しているセキュリティシステムでは、侵入センサーや非常ボタン、警備員の駆けつけ対応など、さまざまな安心の備えが整っています。
共働き家庭や子どもが一人で在宅する時間がある場合には、特に心強い存在となるでしょう。また、必要に応じて110番通報などもできるため、安心できる環境を作ることができます。
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