窓の防犯に効果的な対策6選！暖かい季節は窓の閉め忘れに注意

暖かい季節となり換気することも増えてきているかと思いますが、このような時期は窓の閉め忘れに注意が必要です。警察庁のデータによれば、住宅への侵入窃盗の約6割は「窓」からの侵入です。特に2階以下の無施錠の窓は最も狙われやすいポイントとなっており、窓への防犯意識は日ごろから高めておくことが重要です。

そこでこの記事では、誰でも実践できる窓の防犯対策を6つ厳選してご紹介します。窓の防犯性を高めて、大切な家族と財産を守りましょう。

GWなどの長期休暇時は窓の開けっ放しに特に注意！

GWなどの長期休暇中は、窓の開けっ放しに特に注意が必要です。旅行や外出前は慌ただしくなりやすく、つい施錠を忘れることがあります。

格子付きの窓であれば安心と思いがちですが、必ず全ての鍵を閉めるよう意識しましょう。

長期不在時こそ、普段以上に防犯対策を徹底してください。

窓の防犯に効果的な対策6選！

ここでは、窓の防犯として高い効果が期待できる6つの方法を厳選してご紹介します。

防犯フィルムを貼る

防犯フィルムは、ガラスが割れても飛散せず、破壊に時間がかかるように設計された透明な特殊フィルムです。侵入までの時間を稼ぐことができるので、犯行を諦めさせる効果が期待できます。

また、貼っても見た目に変化がないため景観を損なわず、UVカットや飛散防止などの機能を併せ持つ製品も多くあります。JIS認定の「CPマーク付き」を選べば、防犯性能が保証されていて安心です。

補助錠を設置する

補助錠は、窓のクレセント錠に加えてもう一つ鍵を設置することで、空き巣の侵入をより困難にすることができる防犯対策です。安価かつ簡単に取り付けられるため、賃貸住宅でも導入しやすいのが魅力です。

防犯ガラスに交換する

防犯ガラスは、2枚のガラスの間に強靭な中間膜を挟んだ構造で、外から割られても中間膜が貫通されにくいので簡単には破れません。掃き出し窓や大きな腰高窓など、侵入のリスクが高い場所に効果的です。

防犯フィルムより高価ですが、半永久的な耐久性があり、日常的な利便性や透明性も維持できます。交換の際は「CPマーク」がついた製品を選び、かつ厚みのあるグレードを選定することでさらに防犯性能が高まります。

面格子を取り付ける

面格子は、窓に取り付ける金属製の格子で、物理的に人の侵入を防ぐことができる防犯設備です。アルミやステンレス製など素材のバリエーションがあり、デザイン性にも優れた商品が増えています。

なお、面格子を取り付ける際には、外からビスを外せないように設計された「防犯仕様」の面格子を選ぶことが重要です。比較的手頃な価格で設置でき、防犯性の向上に加えて外観のアクセントにもなり得る便利な設備といえます。

シャッター・雨戸を設置する

シャッターや雨戸は、窓を完全に覆うことで物理的な侵入を防ぎ、外部からの視線も遮断できる強力な防犯設備です。空き巣は外から中の様子を確認できないと犯行をためらう傾向にあるため、狙われにくくなる効果も期待できます。

また、電動シャッターを選べば開閉も簡単で、利便性と安全性の両立が可能です。台風や強風から窓を守る効果もあるので、防災対策としても優れています。

ホームセキュリティを導入する

ホームセキュリティは、窓や玄関にセンサーを取り付けて異常を検知し、警報を鳴らしたり警備会社に通報したりする高度な防犯システムです。窓が破られた瞬間に即座に対応できるため、空き巣の侵入を未然に防ぐ効果が期待できます。

警備会社が提供するプランは比較的安価に利用可能で、手軽に24時間365日の監視体制を整えられます。外出時や就寝時も安心感を得られるので、特に共働き世帯や高齢者のいる家庭に最適な防犯対策といえるでしょう。

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