女性の一人暮らしストーカーの防犯対策と安心のホームセキュリティ
更新日：2023/01/18
特に女性の一人暮らしで多いのが、待ち伏せや付きまといといったストーカー被害です。最近では単に自宅付近での待ち伏せや街中で女性に付きまとうだけではなく、SNSを悪用しリアルタイムで情報を得て、ストーカーする危険なケースも報告されています。
そうしたストーカー被害を一人暮らしの女性が受けないためには、ホームセキュリティをはじめとする防犯対策が欠かせません。本記事では女性の一人暮らしに焦点を絞り、ストーカーの防犯対策と安心のホームセキュリティについてご紹介します。
そもそもストーカーとは？
ストーカーとは、一般的に特定の女性に対して何度も待ち伏せしたり、付きまとうことを指します。また女性の在宅中に押しかけて執拗にインターホンを鳴らしたり、監視していると告げる、無言電話をかけるなどもストーカー行為に該当する場合があります。ストーカーは好意が元となるケースもありますが、「嫌な対応をされた」「冷たくあしらわれた」など、ネガティブな理由からストーカー行為が発生するケースもあります。
また数回程度で待ち伏せや付きまといなどのストーカー行為を止めるケースもあり、大きな被害にはならないケースもあります。しかし多くのストーカーは異常な執着心を基に生じる行為であり、多くの場合、身体的な被害や精神的な被害が生じてしまうケースもあります。さらに最悪の場合には、命を奪われてしまう危険性もあり、特にターゲットにされやすい女性の一人暮らしでは、未然の対策が必要です。
最近ではSNSを悪用したストーカー被害も発生
従来までのストーカーといえば、職場の同僚や昔からの知り合いなど、面識がある女性に対して行われてしまうケースが大半でした。しかし最近では、SNSを悪用したストーカー被害も発生しているのが現状です。
SNSはリアルタイムで手軽に情報を発信できるツールですが、使い方によっては現在女性がいる場所を不特定多数の人に知られてしまう可能性があります。そのためSNSの活用は、ストーカー被害を引き起こしかねないといった危険性もあり、特に一人暮らしの女性はSNSの扱いに注意する必要があります。
また自宅付近の写真を投稿することで、大まかな住所を特定されてしまうケースも報告されています。そのほかにもマンションやアパートの内装の写真だけでも、該当の住宅を特定されてしまい、ストーカー被害に発展してしまったケースも報告されています。
女性の一人暮らしでストーカー被害を避けるための防犯対策
上記でご紹介したように、一人暮らしの女性はストーカー被害を受けやすく、悪質なストーカー被害も多発していることから、未然の防犯対策が必要です。具体的な防犯対策としては、下記でご紹介する点を参考にしてください。
ストーカー防犯対策① 自宅の場所や帰宅時間を悟られない
自宅の場所や帰宅時間を悟られないようにすることで、待ち伏せや付きまといといったストーカー被害を回避できる可能性が高まります。同僚や知人と言っても、住所を口外してしまうと、どこから情報が漏れてしまうかわかりません。そのため同僚や知人であっても安易に個人情報を伝えないようにし、SNSやネットの扱いに注意しましょう。
また職場や学校などからの帰宅時間を悟らせないことも重要です。また窓から室内や在宅状況を見られてしまうことがないように、遮光カーテンを利用したり、不在時でもタイマーで自動的に開閉するように設定することも防犯対策には有効です。
ストーカー防犯対策② ポストに物を溜めない
水道・電気・ガスなどの公共料金の払込用紙やハガキ、手紙といったポストに投函される物は、氏名や住所、電話番号をはじめとして、さまざまな個人情報が明記されています。ストーカー被害では、ポストに投函されている物から個人情報を抜き取られ、二次的な被害に発展するケースも珍しくありません。払込関係は、できる限り口座の自動引き落としやクレジット支払いを活用し、ハガキや手紙はできるだけ即座に回収するといった対策も、防犯には有効です。
ストーカー防犯対策③ 宅配物を置きっぱなしにしない
ポストに投函される物に個人情報が明記されているように、宅配物にも基本的には氏名や住所、電話番号といった個人情報が明記されています。最近ではオンラインショッピングや通販の利用が一般化し、多くの方が活用していますが、宅配物を置きっぱなしにしてしまうと個人情報を盗み見られてしまう可能性が高まります。そのためメールなどで配達通知を受け取り、宅配物を置きっぱなしにしないように対策することも重要です。
ストーカー防犯対策④ ホームセキュリティに加入する
上記でご紹介した点は、女性の一人暮らしでストーカー被害を避けるための防犯対策に有効ですが、加えてホームセキュリティへの加入も効果的です。ホームセキュリティは、防犯カメラやセンサーなどを活用し、ストーカーをはじめ不審者を監視・検知できます。また緊急時には警備員が駆けつけるサービスもあるので、ストーカー対策には特に有効です。何か起きてしまう前に安心できるセキュリティの導入をご検討ください。
