秋の連休「シルバーウィーク」で家を留守にする際に気を付けたい事
更新日：2022/08/30
秋の大型連休では運動会や学園祭といった学校行事をはじめ、お彼岸の帰省や紅葉狩り、旅行、イベントへの参加など遠出や郊外への外出で、家を留守にすることも多いでしょう。そんな連休中に家を留守にする際、気を付けたいのがご家庭の防犯対策です。
特にシルバーウィークをはじめとする秋の時期には、侵入窃盗による被害が多発しているのが実情です。そんな留守中に侵入窃盗の被害に遭っては、貴重な連休が台無しです。本記事では秋の連休に侵入窃盗が多発する要因と気を付けたいこと、留守にする際ご家庭を守ってくれるホームセキュリティについてご紹介していきます。
侵入窃盗は減少傾向でも毎日多くの被害が発生している
金品の窃盗をはじめとする侵入窃盗の認知件数は、平成8年から平成14年にかけて増加の一途を辿っていましたが、平成15年の340,000件を境にして減少傾向にあります。これはご家庭の防犯意識が向上したことをはじめ、防犯カメラなどの防犯機器が手軽に購入でき一般家庭でも設置しやすくなったこと、警備会社が提供するホームセキュリティサービスの利用が進んでいることが挙げられます。
実際に令和2年の侵入窃盗の認知件数は、50,000件にまで減少しています。とはいえ現在もなお1日に数10〜100件程度の侵入窃盗が認知されており、依然として防犯機器の導入やホームセキュリティサービスの利用といった防犯対策は、多くのご家庭で必要不可欠です。
参考：https://www.npa.go.jp/safetylife/seianki26/theme_a/a_b_1.html
秋の連休に侵入窃盗が多発する要因と気を付けたいこと
上記で触れたように侵入窃盗の認知件数は減少傾向ですが、特に秋の連休中は侵入犯が狙いを定めている時期で、被害が多発しやすい条件が整っている時期です。秋の連休に侵入窃盗が多発しやすい要因としては、主に次の3点が挙げられます。またそれぞれの点に気を付け、外出するように心がけましょう。
行事が多く侵入窃盗犯が家主の留守を予測しやすい
冒頭でもご紹介した通り、シルバーウィークをはじめ秋の連休中は、家を留守にする事が多くなります。実際に子供の運動会や学園祭があれば多くの場合、朝方から夕方まで家を留守にすることになるでしょう。またお彼岸に備えて実家へ帰省する方もいるでしょう。さらに旅行や紅葉狩り、連休中のイベント参加などで数日間、留守にする事も増えます。
このように秋は行事での外出が多い分、侵入窃盗犯が家主の留守を予測しやすいため、犯行に及びやすくなります。実際に犯人は突発的に犯行に及ぶのではなく、家主の留守を確認し犯行に及ぶ事が多い傾向にありますので、秋の連休中は犯行計画を立てやすく特に侵入しやすい時期といえます。
秋の連休や連休前は現金が家に保管されている事が多い
上記のように秋には行事が多いため、それに備えてまとまった現金を家で保管しているケースも多くなります。特に旅行やイベントへの参加の際には、クレジットカードや電子マネーが一般的になっている現在でも、現金を保管しているケースは少なくないでしょう。この点も侵入窃盗犯にとっては好都合で、発見されるリスクが低いにも関わらず一度の侵入で大金を手に入れるチャンスです。そのため秋の連休や連休前に保管されている金品を狙った、犯行に気を付ける必要があります。
窓を空けたまま外出してしまいやすい傾向にある
昨今では防犯意識の高まりに伴い、窓や玄関など侵入窃盗犯の侵入経路となる場所には鍵をかけるご家庭も増えています。また夏場は冷房の効いた部屋の冷気を逃さないようにしたり、冬場は暖房の効いた部屋の暖気を逃さないようにするなど、夏や冬は戸締まりを入念にする傾向にあります。
しかし秋は比較的過ごしやすい快適な気温で、窓や玄関を空けたまま生活しているケースも少なくありません。そしてコンビニやスーパーなどへの外出などの際、数分から数十分の用事だからと窓を空けたまま外出するケースも珍しくありません。こうした少しの時間でも侵入窃盗犯は、そのチャンスを逃しません。
実際に犯行に慣れた犯人であれば、数分もあれば侵入し窃盗まで終えて逃走が可能です。こうした窓を空けたまま外出してしまいやすい傾向にあるのも、秋に侵入窃盗が多発しやすい要因であり、特に気を付けたいことです。
ホームセキュリティの導入で秋の連休をはじめ留守を守ろう
秋の連休には上記のような侵入窃盗が多発する要因と、それに加えて気を付けたいことが挙げられます。しかしいくら注意したとしても、現在も侵入窃盗の認知件数が1日に数10〜100件程度発生しているため、被害にあってしまう可能性は少なくありません。
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