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防犯アドバイザー京師美佳の「お・宅・訪・問 防犯診断」 侵入は脱衣所の窓からだった・・・

第1回大阪府 Iさま宅

泥棒被害の実態って? その1 侵入は脱衣所の窓からだった・・・
大阪府 Iさま宅 大阪府 Iさま宅

今回の診断は、空き巣に入られパソコンなどを盗られた独居者からの依頼です。被害者が朝に出社した後は留守で、連日21時頃の帰宅。且つ週末も出かけていることが多く、留守がちな生活をされているため夜間侵入される可能性が高いお宅です。ただ今回の被害は昼間に発生しており、セールスマンや作業員などを装って下見や犯行を行ったものと思われます。

被害の内容は、「旧型のPC」「腕時計(ごく一般的な物)」を持ち去られ、使用中のディスプレイを破壊されたとのこと。このことから、日本人による犯行と思われます。海外の窃盗団であれば持ち去ったものでも十分価値があり満足する筈ですが、「盗れるものが少ない」と“嫌がらせでディスプレイを破壊”しているのは、換金しても大金にはならないと考えての行動と思われます。

街灯も少なく犯罪者には居心地の良い環境

近隣は比較的新しい家が並ぶ住宅街ではありますが、街灯も少なく且つ旧式で照度も低い。夜間は暗めになる為“下見”や“実行”などが行いやすく、犯罪者には居心地の良い環境になっています。駅からも比較的近く、“逃げやすい”ことも“狙われやすい”原因となっていますね。

正面の玄関1階は駐車場になっていますが、シャッターやフェンスはなく“敷地内に侵入しやすい状況”になっています。この場合、道路との境界に可動式の柵があるだけで、近づきにくい雰囲気になるものです。
また、インターホンが敷地内にあり、他人が敷地内に入ることを容易にしています。更に、両隣の壁がインターホンよりも前にあり、道路を通行する人から“侵入者が玄関前に立っていること”も確認されにくく、玄関部分だけでも他の家より“侵入される条件”が整っています。

シャッターやフェンスがなく敷地内に侵入しやすい

隣家に車が停まっている場合、更に暗く死角になります。センサーライトを設置し、道路から駐車場に近づいたら照明が点灯するようにして、監視と威嚇を強化する必要があります。被害者宅は駐車場に車が停まっていない状態であり、泥棒や犯罪者が留守と勘違い(判断)する可能性が高い。車が無い場合でも、中央に無造作に自転車などを置き、いかにも在宅しているかのように装う事も必要ではないでしょうか。
このように、前面部分だけ見ても他のお家より“狙われやすい条件”が出ている場合は、逆に“防犯対策をしている”とアピールする必要があります。

普段の様子

手前側の格子が外されている

建物への侵入は玄関の真裏にある脱衣所の窓からと思われ、ついていた格子は外されていた状況。今回、硝子は割られていなかったということなので、無施錠の可能性が高いです。風呂場の窓やトイレの窓は換気の為に開けている場合も多く、閉めたつもりでも空いている場合が意外に多いので注意が必要です。
ガラスは、通常割られることが多いため、防犯ガラスや防犯フィルムの設置で対策するのが望ましいですね。ただ、今回の様な風呂場やトイレなど開けている事も多い窓には、ステンレス製や鉄製の格子を設置して強化する必要があります。木製やアルミの格子もありますが、強度があまり高くないため防犯効果はほぼ無く“見た目だけの物”と思ってください。

雨樋を伝って侵入される危険性も

その他の可能性が考えられるのは、ベランダや窓に沿って付けられた雨樋。犯人が雨樋を伝って登り、開けっ放しにした窓から侵入されることも多く、注意が必要です。よじ登り防止のカバーや忍び返しを設置し、よじ登れない様にすることも必要ですね。

被害に遭った原因の一つとして考えられるのが、侵入された裏の脱衣所まで行く通路が狭くて暗く、隣の家と近いことです。侵入者が通っても、周りから確認することはかなり困難です。

外から目撃されにくい家の裏側

家の裏の窓周りの強化は特に重要

さらに、裏に回れば隣との境に全く見通しのない塀が建てられており、仮に鍵が施錠されていても、外から目撃されることもなくガラスも割り放題。通路もライトなどで明るくすること、更に、通路には防犯用の砂利を敷き、通行すれば大きな音がなる様にすれば、より泥棒が嫌う環境をつくることが可能です。

センサーライトの設置や鍵の強化など玄関部分の強化も当然必要ですが、被害宅の侵入箇所として一番可能性が高いのは「裏の窓」である為、窓周りの強化が重要。先程もご紹介した防犯ガラスや防犯フィルム、更に、センサーライトで“明るく犯罪者の居心地の悪い環境”をつくり、100円ショップで販売されている様な物で良いので、補助錠をたくさんつけること。
そして、ガラスアラームも窓ガラスに貼り付け、硝子が割られた際にアラームが鳴りようにしておけば、更に安心に近づきます。

今回の被害者宅は、玄関部分で“隣家よりも侵入しやすい”と判断される状況が揃っている為、関電SOSのホームセキュリティを導入して頂くのが万全の対策だと思います。わざわざ、セキュリティ会社が監視しているお家に入ろうと思う泥棒は、まず、いませんからね。一度侵入されたお家は特に狙われやすく、二度目の侵入の可能性も高いので、そこまでする必要があると思います。

- 京師美佳プロフィール -

京師美佳

2001年錠前師資格取得。町の鍵屋さんではなく、トータル防犯アドバイザーを目指し、セキュリティ企業へ就職。法人営業部の責任者を務める中、2002年防犯設備士取得。その後は、防犯ガラスメーカーに勤め、セキュリティ事業部長、そして、防犯アドバイザーとして、防犯診断や電話での相談受付、セミナーなど、幅広く活動を行う。 2005年独立。京師美佳セキュア・アーキテクトを設立し、テレビ・新聞・雑誌など、多方面で現在も防犯の啓蒙活動を展開中。

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