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保育園での盗難が増加!防ぐ方法やセキュリティ対策を紹介

更新日: 2024/02/21

保育園は園児を預かる大切な施設のため、適切なセキュリティ対策に取り組むことが重要です。園児の安全性を確保するためにも、不審者の侵入はもちろんの事、盗難防止にも取り組み、より安全な環境を確保しましょう。

本記事では、保育園向けに「盗難被害を防ぐ方法や効果的なセキュリティ対策」について解説します。

保育園の盗難被害を防ぐ対策が重要な理由

文部科学省が公表しているデータ「学校施設における犯罪の動向」によると、平成15年における刑法犯認知件数は279万136件となっています。なお、平成6年から比較すると約1.6倍の増加傾向にあります。

このようなデータからも分かるとおり、保育園を含む学校施設では盗難被害はもちろんのこと、さまざまな犯罪が発生しているということです。中には重大事件にまで発展しているケースもあるため、施設側は適切なセキュリティ対策に取り組むことが非常に重要です。


参考:文部科学省「学校施設における犯罪の動向

保育園の盗難被害を防ぐセキュリティ対策

ここからは、保育園の盗難被害を防ぐために効果的な方法について解説します。適切なセキュリティ対策を実施することで、施設における安全性を向上させることができます。そのため、現状の施設に足りていないセキュリティ対策は率先して取り組みましょう。

入退室管理システムを導入

保育園に入退室管理システムを導入することで、セキュリティを向上させることができます。入退室管理システムでは、保護者の確認や不審者の入室制限などをシステム側で行えるため、事故や犯罪を未然に防ぐことができます。


また、入退室管理システムにすることで、保育士の負担軽減にもつながります。なお、ICカードや指紋認証、暗証番号を用いた認証方法など、さまざまな認証方法が存在します。そのため、運用方法に適している認証方式を採用しましょう。

監視カメラ

子供たちが安心して成長できる環境作りが重要な保育園ですが、監視カメラを設置することで安全性をより向上させることができます。監視カメラは映像を記録することができるので、設置するだけで犯罪を抑制する効果があります。


また、実際に犯罪が起きた場合も、監視カメラに記録された映像を証拠として利用することもできます。トラブルが発生した際に早期解決するためには、証拠映像などが必要不可欠です。


映像から再発防止策に取り組むこともできるので、保育園の安全性を向上させるためにも監視カメラの導入を検討してみましょう。

オートロックシステムを導入

オートロックシステムを導入することで、施設のセキュリティを向上させることができます。例えば、敷地が広く門扉などを設置している場合、門扉にオートロックシステムを採用することで不審者の侵入を防ぐことができます。


また、オートロックシステムがあることで自動施錠できるので、施錠確認の手間がなくなり保育士の負担軽減にもつながります。目を離した隙に園児が施設外へ出てしまうことも防げるので、全体的なセキュリティ向上が期待できるでしょう。

セキュリティシステムを導入

セキュリティシステムを導入することで、施設全体の防犯体制を強化することができます。セキュリティシステムとは、施設の出入り口や窓周辺に高性能なセンサーを取り付けて遠隔警備を行うシステムです。


24時間365日体制で警備ができるので、施設の安全性を向上させることができます。また、セキュリティシステムはプロの警備会社が提供しているサービスです。警備会社のステッカーを貼ることができるので、これにより犯罪を未然に防ぐことも期待できます。

防犯ガラス・フィルムを取り付ける

夜間など、人のいない時間帯における不審者の侵入を防ぐためには、防犯ガラスや防犯フィルムが効果的です。防犯ガラスは、侵入するために時間が多く必要なので、侵入を諦めさせる効果があります。


一般的に5分以上侵入に手間取ると約7割が諦めるとされているため、防犯ガラスに変更することは非常に効果的です。なお、防犯ガラスは比較的高価なガラスなため、既存のガラスに防犯フィルムを施工するのも一つの方法です。


防犯ガラスよりも安価ですぐに施工できるほか、一定の侵入を防ぐ効果もあります。そのため、防犯ガラスよりコストを抑えたい方は、防犯フィルムも検討してみましょう。

保育園の盗難被害を防ぐセキュリティサービスを紹介

関西電力グループの関電SOSでは、保育園向けのセキュリティサービスを提供しています。室内には高性能なSOSパッシブセンサーがあるため、広範囲の3次元エリアで侵入を検知できます。


また、事務室などにはSOS非常ボタンを設置できるので、不審者の侵入や緊急時など、ボタン一つで異常信号を監視センターに送信することができます。これにより、警備員をすぐに派遣できるほか、必要に応じて110番通報などもすることができます。


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