資材置き場の盗難を防ぐ！資材置き場に特化したセキュリティサービスをご紹介

更新日： 2023/02/20

資材置き場の盗難を防ぐ！資材置き場に特化したセキュリティサービスをご紹介

資材置き場は盗難されやすいさまざまな物が数多く保管されており、特に盗難被害に遭いやすい場所の一つです。そのため最近では資材置き場でも、盗難防止に向けたセキュリティ対策が進み、さまざまな防犯機器が導入されるようになっています。

本記事では、資材置き場で盗難される物や盗難されやすい理由、そして具体的なセキュリティーサービスについてもご紹介していきます。製造業をはじめ土木や工事・建設業界などを営み、資材置き場をお持ちの場合には参考にしてみてください。

資材置き場で盗難される物と盗難されやすい理由とは？

ここでは製造業をはじめ土木や工事・建設といった資材置き場のある会社で、盗難被害に遭いやすい物についてご紹介していきます。また盗難に遭いやすい理由も交えてご紹介していますので、自社の資材置き場に保管されてるものとの照らし合わせにご活用ください。

精密計測機器

精密計測機器とは、微細な測定や高精度な測定をする際に用いられる機器のことで、資材置き場にまとめて保管しているケースが一般的です。特に工事や建設業界、土木といった業界に該当する仕事をしている会社にとって、精密計測機器は馴染みのある物でしょう。日常的な活用に伴い、精密計測機器はセキュリティ・防犯対策が必須な物でもあります。

また一括りに精密計測機器といっても、定盤の上で工作物の高さ測定に使うハイトゲージ、物の厚さや径などを測定するノギス、精密な長さ測定に使うマイクロメータなど、数多くの種類があります。これらの精密計測機器に共通するのが、比較的小さな形状の物が多く、持ち運びに適しており、高額で売買される物が多い点です。こうした特徴から、精密計測機器は盗難被害に遭いやすい傾向にあり、入念な盗難対策が必要です。

大工工具・電動工具

土木業界をはじめ製造業や工事・建設業といった多くの現場で使用され、資材置き場に保管されているのが大工工具・電動工具です。大工工具は人が実際に手持ちで使うことを想定されて作られている物が多く、その兼ね合いから持ち運びに適しており盗難被害に遭いやすい物です。

また大工道具は、電動工具ほどではないものの一般的に高価な物も多く、現場で使用されていた中古品でも需要があり、転売を目的に窃盗被害に遭うケースも多い傾向にあります。さらに電動工具は土木工具よりも高価な物が多く、中古でも値がつきやすく転売されやすい傾向にあります。実際にフリマアプリやオークションサイトでは、大工工具と電動工具の需要が高いことから、数多く出品されており、それだけ窃盗の対象にもなりやすいと言えます。

発電機

特に工事・建設業の資材置き場に保管されている発電機は、上記でご紹介した精密計測機器や工具類に比べると、重量があるため持ち運びには適していません。しかし多くの発電機は高額で売買されるため、窃盗のターゲットにされやすい傾向にあります。また多くの窃盗犯は、盗んでからフリマアプリやオークションサイトでの売買をはじめ、リサイクルショップや古物商などの業者へ販売することで、現金化するのが一般的です。

そのため盗み出すのは大変であっても、高額になりやすい発電機が狙われてしまうケースも珍しくありません。さらに精密計測機器や工具類よりも持ち運びしにくいことから、盗まれる心配がないと資材置き場に、そのまま置いてあるケースも少なくありません。この点も盗難被害に遭いやすい理由の1つです。

車両

昨今は普通自動車の盗難被害が相次いで発生しており、日常的に報道されていますが、資材置き場の車両が被害に遭ってしまうケースも珍しくありません。実際に資材置き場に駐車してあった、資材運搬用のバンやトラックといった車両の盗難被害が数多く発生しており、未然のセキュリティ・防犯対策が欠かせません。また工具や資材を載せたまま車両を、資材置き場に駐車しているケースも少なくありません。

そのため車両ごと工具や資材まで盗まれてしまい、大きな被害を受けるケースも想定されます。さらにバンやトラックといった車両以外にも、クレーン車やミキサー車といった大型の工事車が盗難され、海外に販売されていた事例も報告されています。こうした大きな損害を受けないためにも、資材置き場のセキュリティ・防犯対策は必須と言えます。