工務店は、倉庫・工具も狙われる！？取り組むべき防犯対策を解説！
更新日： 2022/03/15
工務店の防犯対策を考える際に、真っ先に思い浮かぶのは、事務所の窃盗被害かもしれません。実際に工務店の事務所には、現金はもちろんその他の金品、顧客の氏名や住所、連絡先などが記載された顧客リストなど、事業運営に欠かせない物が数多く置いてあるでしょう。
もちろん金品や顧客リストといったものの窃盗被害を防止するための、防犯対策は重要です。しかし工務店の防犯対策を考える際には、倉庫においてある器具や資材、工具などの防犯対策も欠かせません。本記事では、工務店事務所をはじめ倉庫の器具や資材、工具の防犯対策までをご紹介していきます。
なぜ工務店の倉庫の器具や資材、工具は窃盗犯に狙われるのか？
なぜ工務店では、金品や顧客リストだけではなく、倉庫の器具や資材、工具が窃盗犯に狙われるのかといえば、単にお金になるからです。従来まで器具や資材、工具といったものは手軽に、お金に換金できる手段が少ない傾向にありました。しかし昨今は、オークションサイトやフリマサイトが誰でも手軽に利用できるようになっており、換金も容易になっています。こうした背景があり、工務店では、倉庫の器具や資材、工具まで窃盗犯のターゲットにされてしまうケースが増えています。
さらに工務店の倉庫は、営業時間以外は特に人影がなく、侵入が容易な点も狙われやすい要因の1つです。実際に窃盗犯は、人の目を気にする傾向にあり、特に暗がりでの犯行を好みます。この点、人影がなく侵入が容易な傾向にある倉庫は格好のターゲットといえます。
もちろん防犯意識の高まりから、倉庫の防犯対策を進めている工務店も増えてきてはいますが、まだ対策が進められていない工務店も少なくありません。またどうしても事務所の防犯対策を優先してしまい、倉庫の防犯対策までは手が回っていないケースもあるでしょう。
工務店の防犯対策を進める際のポイント
工務店が事務所や倉庫の防犯対策を進める際には、具体的な防犯機器を導入するのも1つです。しかし、従業員の防犯意識が低いと、意外にも単純なことから被害に合うケースも少なくありません。
実際に高性能な防犯機器を導入していても、事務所や倉庫の施錠忘れ、防犯機器の始動忘れなどによって、本来の効果を得られないケースも珍しくありません。そのため防犯機器の導入に加えて、従業員への意識づけを進めるのも重要なテーマです。従業員の防犯意識が高まれば、防犯機器もより効果的に活用できます。
工務店の防犯対策に効果的な防犯機器とは？
昨今は防犯意識の高まりから、多くの工務店でも防犯機器が導入されはじめています。その工務店の立地や特徴によって、最適な防犯機器は異なりますが、ここからは多くの工務店の防犯に役立つ防犯機器をピックアップしてご紹介していきます。
防犯カメラ
防犯カメラは工務店の事務所や倉庫のみならず、数多くの現場で活用されている代表的な防犯機器の1つです。犯行時の犯人の記録用としてはもちろんのこと、犯罪の抑止効果にも期待できます。実際に窃盗犯は、現場を下見してから成功確率が高い工務店をターゲットにします。
そのため防犯カメラが設置されていることで犯行を断念するケースも多く、現場へも近づかなくなる傾向にあります。犯人を捕まえることも重要ですが、そもそも現場に近づけないようにするための、抑止効果を狙った防犯対策も重要です。
SOSワイヤレスマグネットセンサー
SOSワイヤレスマグネットセンサーとは、工務店の窓や扉に設置して活用する防犯機器で、窓や扉の異常な開閉を検知できます。実際に窃盗犯は、窓や扉から侵入するケースが一般的で、特に窓や扉は重点的に対策しましょう。また1階はもちろんですが、2階以上の事務所や倉庫にも手軽に設置できます。
SOSパッシブセンサー
SOSパッシブセンサーは、工務店の事務所・倉庫内を三次元で検知できる防犯センサーです。異常を検知した場合には、監視センターに異常信号が送信され、警備員が迅速に現場へ駆けつけてくれる防犯システム会社を利用することで、より強固な防犯対策を講じられます。
専門の防犯システム会社の活用も検討しよう
昨今は、多種多様な防犯機器が登場し、手軽に導入可能となっています。しかしより効果的な防犯対策を進めるためには、専門的な防犯の知識やノウハウのある会社に依頼するのも1つの方法です。実際に専門的な防犯機器会社であれば、その工務店の立地や特徴に合わせて、最適な防犯対策を提案し効果的な防犯を実現してくれます。
関電SOSでは、SOSワイヤレスマグネットセンサーやSOSパッシブセンサーなど、工務店に最適な防犯機器を取り揃え、工務店の防犯対策をより強固にします。さらにシャッターのこじ開けや、通用口、窓からなどあらゆる角度からの侵入を防止するための、具体的な対策も提案可能です。もしもセンサーが異常事態を検知した際には、警備員が現場へ急行し対応可能ですので、お気軽にお問合せください。
